おうちでレッスン
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☆コーディネート上級テクニック☆
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『物語をつむぎ出す』part2
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ドレスコードにも活かせる自分だけのひそかな楽しみ方
見立ては日本的な楽しみ方のひとつです。京都に、大きな石のまわりを砂で川の流れを表現しているお庭があるのをご存じでしょうか? 見立てるとはそういう遊びです。小さな盆栽を大きな老木に見立てたり、茶道なんかだと、お茶椀の中に風景を見立てたり、昔の人は頭の中で広々と自由自在に遊んでいたわけで、本当にすごいなあと思います。
枯山水庭園
***着物のスタイリングでは、丸いガラスの帯留めをこっそり満月に見立てたり、水玉を音符に見立てたり。また、見えない部分でもいろいろ見立てましょう。自分しかわからない部分にも手を抜かずに凝ることを、豆千代は重要視します。例えば、襦袢の柄も見立てに使ったり、誰も気づかない帯裏のフルーツ柄を今日のオヤツに見立てたりするのも、自分だけの楽しみ方の一つです。~モダン本より
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枯山水庭園では、水の代わりに砂で水文を表現したように、リアルではないけど、想像を膨らませて本物に見立ててオリジナルストーリーをつむぎ出してみましょう。
◇浴衣『もくも雲』
実はイメージや見立ての視点を大切にしている所から、豆千代モダンの商品のネーミングが生まれています。曲線と直線のモダン柄の浴衣「もくも雲」もその1つ。もくもくとした雲を連想させるところから付けられました。コーデは幾何学尽くし、半衿の繋がったダイヤと帯の水玉を雨粒に見たてて、帯留のアヒルさんが大喜び。帯の水玉を音符に見立てれば、あひるさんの鼻歌が聞こえてくるようで更に楽しいですね。
♦浴衣:もくも雲*カラシ♦帯:半巾帯「flour face*裏面/黒地白水玉」♦半衿:ダイヤストライプ*黒♦帯揚げ:セオα斜め縞*たまご♦帯締め:ジュエリーライン*イエロー♦帯留:数-SUU(Palnart Poc)アヒル
◇浴衣『KYOTO』

まるで京都の清水寺?銘仙着物、古都の景色柄が夏素材で復刻。帯は西陣織の絽風名古屋帯「雲」。もくもくとのびる夏の入道雲を連想し名付けられました。前帯の片側は金の雲、もう片側は銀の雲の2通り楽しめます。
今年は、お花見や旅行をあきらめた方も多いのではないでしょうか。ヘッドドレスには摘み細工の鶴が。ドローンで上空から俯瞰して見える映像のような、旅してる気分満載のコーディネート。赤色とストライプを飛び石テクを使い、モダンにまとめています。
せめてコーディネートで旅気分を味わってみるのは如何でしょうか。
いかがでしたか?
次回は『物語をつむぎ出す』part3
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インスピレーション
♬お楽しみに🎶
スタッフⅯ
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