『豆千代の着物モダン』より
おうちレッスン*コーディネートテクニック編

*今や絶版となり手に入りにくい一冊
お持ちでない方に、本誌そのままの文章でご紹介*
♦♢♦色についてのテクニック♦♢♦
*ラスト*
その④
『アンティーク着物の色は派手?』
ここまでご覧になっておわかりのとおり、アンティーク着物には、驚くほど鮮明な蛍光色に近い色もたくさん使われています。デパートなどで「大正ロマン風」と銘打ち、くすんだ色のイメージのコーディネートでまとめていることもありますが、あれはまちがいです。
洋服に見慣れた眼でアンティーク着物を見ると、最初は派手に感じてびっくりする方も多いのですが、不思議なことに実際に着るとそれほど派手ではありません。
その理由を私は次のように考えています。草花の色をよく見て下さい。撫子のショッキングピンク、ビロードのような薔薇の赤、新緑の季節の蛍光グリーン...。アンティーク 着物の色はそれらの色を忠実に再現している色だったんです。これは、私が着物に凝り始めたころに、着物仲間と公園や植物園で写真を撮り合っていて発見しました。自然の中での着物撮影会は一度試してみる価値大です。あなたは自分が自然と一体化しているのを感じるでしょう。
~豆千代の着物モダンより
『色についてのテクニック』は今回がラスト以前に紹介の参考コーデ&スタッフ着用コーディネートで実感して頂けたらと思います
◇着物『花手鞠』
大正ロマンたっぷり。赤と水色地に華やかなお花と鞠の柄が印象的。
鮮やかなピンクのグラデーションのお花が素敵です。
こちらのコーディネートは着物の中から、赤と青の2色を選びスッキリとまとめ、おキャンな元気の良いコーデです。

上の写真と同じ印象のコーデですが、スタッフが着ると…
今は難しいですが、外の景色のなかでは、しっくりと馴染むこと間違いなしです。
もっと華やかさ控えめにするなら、黒を使えばいいのです。
※その他、スタッフ私物
◇セオα浴衣『花かご』
『豆千代の着物モダン』に掲載のアンティーク着物*復刻
昔と違って暑さは急にやってきます。夏素材「セオα」で現代に再登場させましたので、25℃を超える夏日には単衣着物として使えます。
何といっても汗をかく季節には嬉しい風通し良くて洗える素材



半衿と帯揚げが水色に代わると爽やかな印象に。
お花はオレンジ系の赤。帯に優しいオレンジは、
日本人の肌に良く似合う「オレンジ」ですね。

※その他、スタッフ私物
※過去に紹介の画像の為、販売終了商品もございます
いかがでしたか?
アンティーク復刻柄の単衣着物とセオα着物で
参考コーディネート
⇩
スタッフ着用コーディネートをご覧頂きました。
*
自然界に有る植物をモチーフにした柄の物が
多い事にお気づきいただけると思います。
***
意外と着てみたら、しっくり収まります。
実際の色を見て試着されて、意外と派手じゃないんですね…
とおっしゃるかたが多いのも事実です。
参考にして頂けましたら幸いです。
早く着物で、お出かけ出来る日が来ますように。
皆様もお身体をご自愛くださいね。
スタッフⅯ
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