お好みすげ*コーディネート vol,4*++
2009年 09月 28日
何とも言えない黒猫ちゃんの目つきが魅惑的です。
子供の本だと思ってうっかり読むと大人の方が号泣してしまう
児童文学作家、浜田 廣介さんの「泣いた赤おに」。
人間と仲良くなりたい赤おにが
「心のやさしい鬼のうちです。
どなたでもおいでください。
おいしいお菓子がございます。
お茶も沸かしてございます。」
と書いた立て札を家の前に立てますが、人間は怖がって遊びに来てくれません。
そこで親友の青おにが悪者となって一芝居打つことになりました。
赤おには人間と仲良くなれたのですが、青おには手紙を残して去ってしまいます。
「赤おにくん、人間たちと仲良くして、楽しく暮らしてください。
もし、ぼくが、このまま君と付き合っていると、君も悪い鬼だと思われるかもしれません。
それで、ぼくは、旅に出るけれども、いつまでも君を忘れません。
さようなら、体を大事にしてください。どこまでも君の友達、青おに。」
赤おには、だまって、それを読みました。二度も三度も読みました。
戸に手をかけて顔を押し付け、しくしくと、なみだを流して泣きました。
豆千代モダン新宿店には立て札こそありませんが、、
「心のやさしい着物のみせです。
どなたでもおいでください。
かわいい鼻緒がございます。
台も用意してございます。」
草履のおこのみすげは10月1日(木)まで開催しています!まだ間に合いますよ!
(最終日は18時までとなります。)
◆◆◆豆千代モダン 新宿マルイワン店 03-6380-5765◆◆◆
by スタッフWY